学童保育
学童保育
学童保育とは
学童保育は、地域によって「放課後児童クラブ」「学童クラブ」「児童クラブ」など呼び名は様々であり、児童福祉法では「放課後児童健全育成事業」と呼んでいます。
国の運営指針では、「放課後児童健全育成事業は、小学校に就学している子どもであって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後及び学校の授業の休業日に学童クラブ等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与え、子どもの状況や発達段階を踏まえながら、その健全な育成を図るものである。」としています。
学童保育は、「安心して働き続けたい」「子どもに安全で充実した放課後の時間を過ごさせたい」という保護者の方たちの切実な願いから生まれ、保護者の就労支援等を行う市町村の子育て支援の重要な施策の一つとなっています。
学童保育の一日
学童保育は、子どもたちが放課後の時間に学童クラブ室に帰ってきて、「ただいま」と挨拶し、指導員(放課後児童支援員)の先生が「おかえり」と迎い入れることからスタートします。春・夏・秋・冬休みなどの長期休業期間や土曜日、運動会の振替休校日などは、朝からの一日保育となります。
学校が終わると、1年生から順次、子どもたちが学童クラブ室に帰ってきます。宿題などの必要な学習を終えて、さっそく好きな遊びを始めます。友だちと、あるいは一人で思い思いに過ごします。
子どもたちがそろう頃、おやつの時間です。おやつが終わると、再び遊びなどの活動を始めます。夕方の帰りの時間になると遊具の片付けや部屋の掃除をして、保護者のお迎えまで過ごしたり、子どもたちだけで帰ることもあります。
午前中に帰ってくる日や一日保育の日は、学童クラブ室で昼食を食べます。
学童保育の活動は、放課後に自宅で生活するのと同じように、遊びや学習、本読みや読み聞かせ、日記や工作、行事への参加、植物の栽培など広範囲にわたっています。サッカーの指導者を招いて実技指導をお願いしたり、みんなで学校のプールや近くの公園に遊びに行ったりこともあります。
体調が悪いときは静養し、具合によっては指導員が保護者に連絡します。塾や習い事があれば、予定の時間に学童クラブ室から直接行けるよう、指導員が子どもたちに伝え送り出します。
平日(学校がある日)の保育時間【一日の予定】
※生活時間は、おおよその目安です。
- 平日は、放課後~18時(18時~19時は延長保育)です。
夏休み等の長期休業日、学校が休みとなる日は8時~18時(18時~19時は延長保育)です。
土曜日は、8時~17時(17時~18時は延長保育)です。 - 休所日は日曜日、祝日、お盆休み(8月13日~15日)、年末年始(12月29日~1月3日)です。
運動会等学校行事の代休による学校休業日は開所します。 - 臨時休校、重大な災害や感染症が発生した時は、休所になります。